[Blender 2.8] パーティクルシステム [ヘアー形状]パネルの機能と使い方のご紹介
今回の記事は、Blenderでの『パーティクルシステム』の[ヘアー形状]パネルの設定についてです。
また、『パーティクル』の基本的な事や基本操作、どんな機能があるのかをざっくりとまとめたページもありますので、そもそもの『パーティクル』についてという基本的な所を知りたい方には、下記記事から御覧になることをおススメします。
※2020年7月13日 タイトルを変更しました。
※2020年7月19日 加筆修正を行いました。
目次
[ヘアー形状(Hair Shape)]
レンダリング用のヘアーカーブの形状を制御します。
memo: 『Eevee』でレンダリングする時の設定
実はこの[ヘアー形状]、レンダーエンジンが『Cycles』である場合は、デフォルトの設定のままでレンダリング出来るのですが、『Eevee』の場合は、レンダリングに反映するのに一手間必要です。
[レンダープロパティ]に[ヘアー]というパネルがあるのですが、この[ヘアー形状のタイプ(Hair Shape Type)]というのがデフォルトでは[ストランド(Strand)]となっています。
このままだと、[ヘアー形状]の設定がレンダリング時に反映されません。
これを[ストリップ(Strip)]に変更すると、レンダリング時に[ヘアー形状]の設定が反映されるようになります。
[ストランド形状(Strand Shape)]
根元と先端の間の厚みの変化を制御する形状パラメータ。負の値の場合、プリミティブをより上に丸め、”0″の場合、プリミティブを線形(リニア)にし、正の値の場合、プリミティブをより下に丸めます。
[根元の直径(Diameter Root)]
根元の直径。
[先端(Tip)]
先端の直径。
[範囲の大きさ(Radius Scale)]
根元と先端の値の乗数。ヘアーの太さを変更するために使用できます。
[先端を閉じる(Close Tip)]
先端の半径を”0″にします。